シロアリの活動時期と特徴について

日本で生息しているシロアリには、ふたつの種類があります。
「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」です。

朽ちかけた木を巣(コロニー)にしていて
あまり知られていませんが、メスの女王アリだけでなく
オスの王アリもいますし、さらには、副女王もいます。
その名前からして、アリの仲間と思われがちですが、じつはゴキブリの仲間です。

ヤマトシロアリのコロニーは、2万匹~3万匹とされ
朽ち木や、湿った土の奥底にいるので、なかなかそこまで掘り進めて
実態を探ることはできません。

日本でのシロアリの被害というのは、8割~9割が「ヤマトシロアリ」によるものですが
被害が大きくなりにくいため、気づいていない人も多いようです。
重要なのは、「気温」がシロアリの活動に大きく影響しているということです。
気温が高くなるとともに、活発化しますので
もっとも木材を食害するシーズンは、夏場です。

室温25℃という環境では、一年中食べ続けて木材をスカスカにしていきます。
高気密の住宅では、冬場も活発に活動することがあるので、要注意ですね。

木材のなかにいるので、防除がしにくく
気がつけば家が大きな被害を受けていることもある物騒なシロアリですが
一匹一匹は、薬剤に弱い昆虫でもあります。

ハネアリを見かけたら、近くにコロニーがある可能性が高いです。
そのまま放置せずに、専門の業者へ連絡し、防除施工することをおすすめします。

害獣や害虫は、自分で駆除しようとすると
危険な事態を招く恐れもあります。
早良産業では、専門的な駆除にも対応しております。

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